特定した話

やっと春休みが来ました!!!!どうもやつです。

 

皆さんは〈特定〉したことありますか?

世はまさに大SNS時代。個人情報なんてそこらじゅうに転がっています。

TwitterInstagramなんかでアカウントを特定するくらいなら、おそらくTLの誰でも朝飯前でやってのけるでしょう。

 

さて、今回の話題はこの特定について。

私があるネット配信者の個人情報を特定してしまったお話です。

※特定内容はもちろん伏せさせていただくよん

※おもしろ要素はほとんど無いよん

 

 

1、特定したこと

まず初めに、どこまでの情報を掴んだのか明らかにしましょう!びっくりするぞ!

 

・5人分の本名、漢字フルネーム

・5人分の顔写真(うち2人は事前に顔出しあり)

・5人分のサークル、うち2人分の大学

・2人分のおおよその居住地区

・3人分のTwitter本垢

 

ざっとこんなものです。

本名や顔写真に関しては一晩で辿り着けました。

 

2、動機・事前情報

じゃあどこまでが情報開示されていた上でここまで特定できてしまうのか。

事前に配信者側から出していた情報はこのようなものでした。

登場人物5人をAさん〜Eさんのアルファベット表記でまとめます。

 

【Aさん】

・顔出し

・本職(芸能活動)、またその芸名

 

【Bさん】

・顔出し

・下の名前

(ネットの活動名がほとんど実名であることを匂わせる発言)

 

【Cさん】

・マスク有りの顔出し

・生年月日

(活動開始年の年齢&現在活動何年目かによって推測可能)

・口元をコラージュで隠した過去の顔写真

 

【Dさん】

・声のみ

 

【Eさん】

・声のみ

 

【関係性】

・5人とも同じサークル

・A,Dは同期、B,Cはそのふたつ上、Eはさらにひとつ上

 

おそらく、配信者側が開示を認知していた個人情報はこのくらいでした。

生放送などでちょくちょく口を滑らせてしまったこともあるようですが、そのアーカイブはもちろん消され私自身が認知できない情報なためないものとします。

 

 

さあ、これをどの程度個人情報が隠されていると感じますか?

少なくてもAさん・Bさん以外は本名につながる情報がほとんど無ですね。

 

今更ですが私は特定しようという明確な意図のもとチャレンジしました。

動機は、「頑張ればわかるんじゃね?」という好奇心です。

 

3、過程

 

上記の情報からどのように特定したかの過程の話をします。

1つ断っておくと、この記事は「これからの私たちに生かすため」という目的で書いています。言うなれば犯罪者目線で教える防犯対策です。特定するにあたって「この情報があれば簡単だった」「こうされていたらわからなかった」というポイントに絞って書いていくので、よろしくお願いします!

 

①結局は芋づる式じゃい!

注目したポイントはまさに「同じサークル」です。

これはAさんの職業が職業だっただけに、という問題でしたが、その芸名でググって3、4個ほどホームページを見ればサークル名が出てきてしまったのです。「同じサークル」の事前情報の元、当然全員のサークルが判明しました。インカレサークルだったので大学まではわかりませんでしたが、おおよその予測はできてしまいます。

 

そして、そのサークル名でググったところ運営しているブログサイトが出てきました。

ご丁寧に部員の写真付きで紹介記事が載っています。しらみつぶしに記事を見れば本名・顔写真が入手できました。たとえ膨大な記事数があったとしても、事前に出ていた「Cさんの生年月日」から西暦何年の頃に大学生だったか予測できるため、簡単にこの情報は入手できたと思います。

 

FaceBookは恐ろしい

本名さえわかれば、もう、ね

FaceBookなんていうクソ怖SNSのせいでさらに細かい個人情報がでてきます。ここで2人分のおおよその居住地区がわかりました。せめて友達以外には非公開にしておけ。

本人が公開してなくても友達のほとんどが同じ大学出身だとしたらおおよその大学の検討がつきます。ここで2人分の出身大学を特定。

 

Twitterは気合い

多分これは特定する側に気合と時間があればバレる。

鍵の付いていないAさんの本職垢から大学時代の付き合いであるだろうアカウントを検出→フォロワーをひたすら探る/本名・あだ名のツイートがないか検索

これを繰り返せば鍵垢であっても特定できました。ツイート内容は見れませんが。

 

 

4、大変だったこと(対策案)

 

①顔出しの重要性

これはマーーーーーージで感じた。

顔出ししてないDさんEさんは、本名特定までにかなり苦労しました。名前と顔が載ったページがあってもそれが私の知ってるその配信者なのか確信が持てない。なんなら2人とも1回ずつ別人と誤解しています。反対に、マスクはほとんど効果なし。すぐわかる。

 

画質の荒さもかなりデカかったなあと思いました。かなり前の時代の写真で本当に顔の特定がしづらかった。その分うちらは高画質がインフレしてる時代に生きてるので、めちゃ危険だと思います。

 

②芸名と名前の近似性

もう本名でやってくのでうちらへのアドバイスにはなりませんが、芸名が似てないorありふれすぎたあだ名だとガチで特定がむずいです。推測しにくいのが大事。これはSNSのユザネ・IDにも言えると思う。

 

③友達の制御

本人たちが気をつけてても、過去の友達が盛大に個人情報出してれば秒で引っ張り出せます。Eさんに関しては簡単な職業業種まで予想がつきました。過去ツイは消すか鍵かけるかに限るマジで。TwitterFaceBookも。

個人的にInstagramに疎いのでそっちの検索はほとんどしてませんが、得意な人がやればそっちからも大量に個人情報抜けそう。

 

5、彼らの凄かったところ

さあここまでベラベラ偉そうにしゃべってきましたが、彼ら(私の被害者)の凄いところがひとつあります。それは、「現在の本職に迫る情報を掴ませないこと」です。

 

私のスキルの問題もあるでしょうが、現在の本職・最寄駅等に関わる情報がほぼわからないまま詰みました。つまり、大学時代のことはほぼバレたけど、結局現状に支障はきたさないということです。

その要因としては、やっぱり「自宅周辺の写真を撮らないこと」「Twitter本垢に鍵をかけていること」「FaceBookで友達以外に情報を公開しないこと」がポイントだったかなあと思います。

 

あとは、おそらくTwitterバリバリ世代じゃなかったんですよね。おそらくmixiっぽかったんですけど、ちょっと使い方わかりにくすぎて私には無理でした。Twitterバリバリ世代の私たちは多分自衛しててもTwitterに死ぬほど情報が落ちてます。同級生が落としたものもめっちゃ拾われると思います。これは同級生たちが悪いわけではないから、早くTwitterが廃れて新しいSNSが普及するのを祈るしかない。そんな時代は果たして来るのか・・・?

 

 

6、まとめと感想

もう文章書くの疲れたから箇条書きでごめん

 

・顔出すなら本名バレは覚悟必須

・住所だけは守り抜け

  →周辺の写真あげない

  →最寄り駅名出さない

  →路線の名前も出さない

  →終電の時間帯もぼかす

・少しでも応援している配信者の特定はやめとけ

・「配信者」ではなく「人間」として見てしまうことになるぞ

・あとシンプルに時間使いすぎて虚無

 

 

 

 

以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もし私が話した人について心当たりある人いたら(多分あんまり話題に出してない人だしわからんと思うけど)、調べずにそっとしておいてくれると助かります。